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乳児を連れての温泉旅行は不安がたくさん!
赤ちゃんが生まれて毎日の育児、大変ですね。毎日本当にお疲れ様です。疲れが溜まってぐったり!温泉でも行って癒された〜い!という気持ちになったり、おじいちゃんおばあちゃんとも孫との思い出作りに旅行に連れて行きたいな、なんて思ったりもしますよね。
でも、家で過ごすのも精一杯の赤ちゃん育児中。お泊まりは何かと不安が尽きません。
「オムツしてる乳児を連れて行っていいのかな」
「赤ちゃんの食事どうしよう」
「周りに迷惑かけないかな」
「荷物が大変そう」
確かに乳幼児お断りのしっぽりとした静かな隠れ家的宿も中にはあります。でも大丈夫!捨てる神あれば拾う神あり。乳児&パパママ大歓迎の温泉宿も、今や沢山あるんですよ!
乳児連れで宿やホテルを予約する際に重視するポイントは?
大前提として、乳児を旅行に連れて行く場合、予防接種が全て済んでいないことも多いと思います(赤ちゃんの体調の都合でなかなか進まないんですよね〜…)。
まずはあまり混まなそうなエリアをチョイス。そして、あまり混まない交通手段で行ける場所を選ぶことも必要かと思います。例えば真冬の激混みの公共交通機関。正直、色々もらっちゃいます…。
そこを踏まえた上で、宿選びで重視したいポイントはこちら!
・部屋は和室or和洋室
ハイハイしたりねんねのお年頃。靴を脱いで上がるタイプの部屋であることは押さえたいポイントです。段差がない部屋ならなお良し。転落防止のため、ベッドじゃなく布団ならさらに安心ですね。ベッドガードを貸してくれる宿もあります。
・家族風呂(または貸切あり)
無料・有料色々ですが、乳児連れ歓迎ということで無料になるお宿もありますよ。
・禁煙
・ベビーチェア、ベビーバスなど乳児向けグッズの貸し出しの有無
事前に貸し出しサービスの範囲やアメニティなど確認しておくと、荷物をぐっと圧縮できます。
・温泉の泉質はマイルドなもの
できれば単純温泉。酸性やアルカリ性に大きく傾いてる温泉や硫黄泉は赤ちゃんの薄い肌には強すぎて、肌荒れの原因になることもあるそう。
「赤ちゃん歓迎!」「お子様連れ歓迎!」を謳っている宿やプランの場合、先ほど挙げた条件は満たしていることがとても多いです。
また、近年はミキハウスが「ウェルカムベビーの宿」を認定・公表していて、赤ちゃん歓迎の宿が紹介サイトから簡単に探せるようになっています。こちらのサイトもおすすめですよ。
認定されていなくても今は「赤ちゃん歓迎」の宿やプランが沢山あるので、諦めずに探してみてくださいね。
子連れで行けるおすすめ温泉旅行先8選
乳幼児連れ歓迎の、おすすめの温泉旅行先をピックアップしてみました。
北海道編「十勝川温泉第一ホテル」(北海道河東郡音更町)
十勝川のほとりに位置する温泉ホテルです。雄大な十勝の自然を楽しむことができます。こちらはウェルカムベビー認定されているだけあり、充実したアメニティと設備で安心です。
私としてはキッズスペースにぐっときました。木のおもちゃがずらり!木のおもちゃは子供の触覚や想像力を刺激して、情操教育に良いって言いますよね。子供のおもちゃにこだわりたいママにはヨダレものの、木のおもちゃ満載のキッズスペースは必見です。
東北編「結びの宿 愛隣館」(岩手県花巻市)
乳児連れ向けのプランの内容が充実しています!
部屋食で気兼ねなく食事ができます。貸切風呂は45分サービスで、家族水入らずでゆっくり入れて安心。離乳食は無料サービスで、なんとオムツ替え放題なんですよ。その他貸し出しグッズ充実しています。
関東編「ホテル松本楼」(群馬県渋川市)
こちらはバリアフリー客室がとても素敵!乳児から幼児にかけて、年齢に応じた食事を用意してくれるのもポイントが高いです。帰宅後の離乳食の参考にもなりますね。また、刺激の少ないお湯につかれる貸切風呂が二つもあり、混雑しなくてすみそうです。
おもちゃや調乳ポットや、その他育児にまつわる備品の貸し出しも充実していて安心です。入浴用の備品は大浴場にも貸切にもあって便利!お食い初めプランも用意があるとのことで、ここならいい記念になりそうですね。
北陸編「山代温泉 宝生亭」【石川県加賀市】
開湯1300年の歴史を誇る山代温泉の湯宿。ここのキッズスペースはなんと2階建て!秘密基地のようで大人もワクワクしちゃいます。1階はミニシアター、2階はままごとや絵本がぎっしり。組み立て玩具などのおもちゃも豊富で、乳幼児が延々飽きずに要られそうです。
オムツは有料で提供があります。捨てて帰るのもOKなので、これも密かにありがたいポイントですね。ベビーグッズの貸し出しはもちろん、部屋食でのんびりするのもおすすめです。
中部編「鈴鹿サーキットホテル」(三重県鈴鹿市)
ゆうえんち「モートピア」に隣接するリゾートホテルです。子供連れが多い立地なだけあり、アレルギー対応が手厚くメニューの種類も多いのが嬉しいポイントの一つ(アレルギーっこのママは「選べる」ことの嬉しさが身にしみますよね…)。WEST館のファミリールームはユニットバスつき。不意な汚れや汗にも対応できて便利です。
ベッドは高さ35cm以下のローサイズで安心。調乳・ミルク用品もバッチリ揃っていてミルク育児のママに嬉しいですね。おやつとお着替えだけ多めにあればもう事足りそうなほどグッズに不足はなさそうです。こちらもオムツは捨てて帰れます。
近畿編「神戸有馬温泉元湯龍泉閣」(兵庫県神戸市北区)
離乳食も前期・後期・さらに離乳後と、時期に合わせた赤ちゃん御前やお子様御膳を用意してくれます。
ベビーグッズの貸し出しはもちろん、設備も充実していて子供用トイレもあり。なんと本館二階には一通りの赤ちゃんのお世話ができるベビールームが、夜間も含めていつでも使えるようになっています。ミルク育児のママも安心ですね。急な発熱に熱さまシートや体温計まで貸してくれますよ。
珍しい「ベビーアート」のサービスがあり、何種類かの背景やグッズで可愛い記念写真を取れるのもおすすめポイントです。
中国・四国編「ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル」(岡山県玉野市)
おもちゃ王国すぐそば!瀬戸内海を一望するホテルです。
3世代でもゆったり泊まれる広々としたファミリールームがとても楽しいデザイン!お部屋の選択肢も多いです。もちろん靴を脱いで上がる仕様。「おもちゃ王国ルーム」はおもちゃ王国のぬいぐるみやキャラクターがいっぱいで、子供が大喜びすること間違いなしです。
アレルゲン表示もバッチリで安心。
九州・沖縄編「カヌチャリゾート」(沖縄県名護市)
美しい海の景色だけでなく、「旅行デビュープラン」が凄い!
なんと66.4平米と超ゆったりの赤ちゃんプランの部屋(デラックスファミリー)があります。旅行デビュー応援グッズ3点セット(赤ちゃん用のお水他グッズなど)のプレゼントがもらえる上、ベビーベッドやベビーバスなどのレンタルグッズも充実しています。
また、ベッドは2台くっつけてハリウッドツインに変更可。
以上、8箇所ご紹介しました。上記の中で行ってみたい温泉が入ってなかったり遠すぎたりした方はごめんなさい。でもお子様歓迎の宿やプランは本当にたくさんありますので、探してみてくださいね。
乳児連れでの温泉旅行に持っていくべきものは?
さて、宿が決まれば今度は荷物。何を持っていけば良いのでしょうか。乳児が一緒だと荷物が大変で頭がパンクしそうですよね。私もよくパンクしていました、頭も荷物も!ここは優先順位をつけて荷物をリストアップしてみましょう。
【必需品】
- 着替え
- 紙おむつ
- おしりふき
- 保険証、母子手帳
どの宿を利用するにしても、絶対に持っておきたいのはこの辺り。特に着替えは乳吐きやおもらしなどで不意に必要になることがありますよね。多めに持っておくのが安心です。
【準・必需品】
- 授乳ケープ
- 哺乳瓶と粉ミルク
- 離乳食
- 食事用のエプロン
- 子ども用歯ブラシ
- ベビーソープ、ベビーシャンプー
- 抱っこ紐・ベビーカー
- 絆創膏
これらは宿のプランやサービスで用意してもらえることがありますので、事前に聞き取っておくことで荷物をぐっと減らすことができます。粉ミルクや離乳食のアレルギー対応も宿によってできる範囲が異なることがあります。しっかり聞いておきましょう。
しっかり準備をして旅行を楽しみましょう♪
宿のサービスやプランの確認や持ち物など、しっかり準備をしていけば問題なく楽しめることが伝わりましたら嬉しいです。育児の合間の気分転換やご褒美にもなりますね。
思えば私が子供を初めて温泉に連れて行ったのは、子が生後3ヶ月の頃でした。夜泣きが心配だったものの、むしろいつもより寝つきも早く、よく眠ってくれたことを覚えています。食事の時に中居さんたちが入れ替わり立ち替りニコニコして赤ちゃんを眺めてくれたのもいい思い出です。
何でも初めての乳幼児さんたち。いつもと違う綺麗な景色や温泉の珍しい匂いに刺激をたくさん受けて、きっと楽しんでくれることと思います。何より「ほっ」と安らいでいるママやパパにつられてリラックスしてくれることでしょう。
赤ちゃんとの初めての温泉旅行が素敵な思い出になりますように!