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海外より魅力的な国内旅行の観光名所がある!?
近年は「絶景」ブームもあり、国内外の様々な観光スポットが取り上げられるようになりました。しかし、絶景=海外というイメージの方も、まだまだいるのではないでしょうか?でも実は日本国内にも魅力的な観光スポットがたくさんあるんですよ!
日本ならではの絶景から、海外に引けをとらない絶景までご紹介します♪
国内旅行の観光スポット【角島大橋(山口)】
コバルトブルーの絶景!
まずご紹介するのは、角島と本土を結ぶ橋が角島大橋。橋の長さは全長1780mの角島大橋は、通行料無料で渡ることのできる橋としては、日本屈指の長さを誇ります。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」で3位に選ばれており、橋の左右に広がるコバルトブルーの海はまさに絶景。極上のドライブを味わうことができます。
また、角島大橋は車だけでなく自転車や徒歩でも渡ることができるので、海風を感じながらのサイクリングや散歩もおすすめです。
映画「四日間の奇蹟」のロケ地としても有名
「角島」と言えば、橋よりも先に「四日間の奇蹟」を思い出す方も多いかと思います。浅倉卓弥氏の小説を原作に2005年、吉岡秀隆さんと石田ゆり子さんを主演に映画化された名作です。
映画「四日間の奇蹟」の舞台となったのが、この角島です。前述の角島大橋や角島灯台も映画のロケ地となりました。映画を見てから角島へ行けば、映画のワンシーンを思い出して、より印象深い旅になりそうですね!
日没から日の出までの間は通年を通してライトアップもされているので、昼間と夜と2度楽しむ事もできます。海の上にライトが反射して幻想的な雰囲気の角島大橋も必見ですよ。
アクセス
- JR山陰本線 特牛駅(こっとい)で下車。ブルーライン交通バス角島行きで約23分。
- 中国自動車道下関ICで下車。国道191号線を北上。県道275号線をさらに北上すると角島に到着する。約60分。
国内旅行の観光スポット【幌見峠ラベンダー園(北海道)】
街中にあるラベンダー畑!?
続いてご紹介するのは、北海道の幌見峠にあるラベンダー園です。ラベンダー園というと富良野をイメージしますが、こちらの幌見峠は札幌市内にあり、札幌駅から最寄りの「円山公園駅」までは15分程度で到着できます。
約5000株のラベンダーが植えられており、鮮やかな紫のじゅうたんの、向こうには、札幌市内の街並みを一望することができます。そして「幌見峠ラベンダー園」は、眺めるだけではなくラベンダーの刈り取り体験ができるんです。
刈り取りは1株単位で、お値段は大きさによって数種類。花付きの良さ・色合いなどはそれぞれですのでお気に入りの株を見つけて生花をお土産に持ち帰り、お家に帰ってからドライフラワーやポプリに加工して旅の思い出を残すこともできます。
刈り取り体験には時間がちょっと足りないかな…と言う時には、切花も販売しています。また、幌見峠ラベンダー園のラベンダーを使った手作りのエッセンシャルオイルやフローラルウォーター(オイルを搾取した後の蒸留水)も販売していますので、こちらもお土産にオススメです!
ラベンダー畑と市街地の眺望が美しい「幌見峠」ですが、札幌夜景の名所でもあります。ここの夜景鑑賞の特徴はなんと車に乗ったまま見ること可能!夜景で有名な藻岩山などとは異なり、とても静かなのでデートスポットにもぴったりです。
アクセス
- 札幌駅から最寄りの「円山公園駅」までは15分程度。
- 札幌駅からですと、札幌地下街を通って「大通駅」まで行ってください。そこから地下鉄東西線に乗って3つ目の駅です。
- レンタカーで行く場合は「夢工房さとう」と入力すると検索結果に表示されます。「幌見峠ラベンダー園」は「夢工房さとう」が運営しているラベンダー園です。
国内旅行の観光スポット【衣毘須神社(島根)】
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続いてご紹介するのは、島根県にある「衣毘須神社」です。昭和を代表する日本絵画の巨匠・東山魁夷が宮内庁から障壁画の依頼を受けた際にモデルにした場所です。(障壁画「朝明けの潮」)
美しい海に囲まれ、白い砂浜でつながる「宮ヶ島 衣毘須神社」への参道は、潮の満ち引きによって作り出されます。さらに、大潮の時には参道が消え、島へ渡れなくなることから『山陰のモンサンミッシェル』とも呼ばれています。
こちらの神社にお祀りするのは、大漁追福、商売繁盛、五穀豊穣の神”えびす様”として有名な神様。松江市美保関町の美保神社を本宮とする事代主命(コトシロヌシノミコト)の分祀です。
7月15日には例大祭ほか、祈念祭、新嘗祭等のお祭も行われます。
アクセス
この一帯は海岸線に沿って国道191号線とJR山陰本線が並行して走っています。美しい海岸線のドライブも楽しみのひとつです。鉄道で行くなら、JR益田駅から戸田小浜駅、飯浦駅へ絶景巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、小浜地域は静かな住宅地で駐車場もありません。道も狭いのでで、きるだけ鉄道やタクシーなど公共交通を利用していくと良いでしょう。
国内旅行の観光スポット【高千穂峡(宮崎)】
国内屈指のパワースポット
続いてご紹介するのは、宮崎県にある「高千穂峡(たかちほきょう)」です。昭和9年(1934)に国の名勝・天然記念物にも指定され、日本を代表する景勝地の一つとして知られるようになりました。
高千穂峡でまず目を引くのは、切り立った岩壁と、その表面を覆う筋状の模様です。この模様は「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれ、30キロほど離れた北西に位置する阿蘇山の太古の噴火活動によって生み出されたもの。噴火によって運ばれたマグマが冷えて固まり、その際に多角柱状の亀裂を生じることで、このような景観になったのだそう。
その後、一五ヶ瀬川の流れが、長い年月をかけてこれを侵食していった。垂直な柱状節理に沿って崩壊を繰り返すことで、両岸が切り立った100メートルに達する峡谷が形成されました。さらに川の流れがその表面を滑らかに削り取ることで、非常に複雑な地形を生み出しました。
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そして、高千穂峡の主役ともいえる「真名井の滝」。落差は17メートルと、決して規模の大きな滝ではありませんが、狭く奥深い渓谷に静かに細く注ぎ落ちる様子は必見です。
人気の高千穂峡ボートで絶景を堪能
真名井の滝に近い御塩井駐車場の奥から川岸に降りたところに、ボート乗り場があります。この辺りから川上の槍飛までなら流れも緩やかなので、手漕ぎボートで無理なく行き来できます。遊歩道からは見ることのできない絶景を見ることもできます。
ただ、景色に見とれたままボートごと滝や落水に突入し、全身ずぶ濡れになることもあるそう。利用の際は念のため着替え持っていくと安心ですね。しかしこのボート、あまりに人気が高すぎて数時間以上の長い待ち時間が生じることも珍しくありません。また、増水時にはボートの貸出しは休止されるので要注意です。
アクセス
- 九州自動車道の熊本インターチェンジから県道57号、国道325号を経由して約1時間35分
- 熊本空港より車(レンタカー)で県道57号、国道325号を経由して約1時間35分
- 熊本交通センターより宮崎交通または九州産交、高千穂行きで約2時間20分
国内旅行の観光スポット【白神山地(青森)】
続いてご紹介するのは、青森県にある「白神山地」。こちらは、秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な山地帯の総称です。1993年の12月に世界遺産(自然遺産)にも登録されました。
白神山地は人為の影響をほとんど受けていない、世界最大級のブナ林が分布しています。高緯度にも関わらず、ツキノワグマやニホンザル、クマゲラ、イヌワシなどの多くの動物が住んでいます。ブナ林には動物達のエサとなる植物が多い事が要因のひとつに挙げられています。散策しながら珍しい植物を観察してみるのも良いですね!
白神山地への入山について
世界遺産地域は、核心地域と緩衝地域に区分されていますが、青森県側の核心地域は既存の歩道と27の指定ルートを利用した登山等により入山できます。なお、指定ルートを利用する場合には当該ルートを管理する森林管理署長等に対して入山手続き等が必要となります。
白神山地入山マナー
白神山地に入山する際は、以下のマナーを守り入山してください。
- 決められた道を歩きましょう
- 動植物を大切に
- ゴミはすべて持ち帰る
- トイレは適切に(なるべく入山前に済ませるようにしましょう)
- たき火は禁止です
- ペット(動物)の持ち込みはやめて下さい
- 魚釣りは禁止されています
白神山地ビジターセンターでは、トレッキングコースの案内の他、ブナに関する情報や、白神山地の生態系などについてわかりやすく解説した展示ホールや、四季を紹介する映像体験ホールなど、白神山地を楽しむための情報を提供しているので、トレッキングや登山の前に是非立ち寄ってみて下さい。
観光の際はルールを守って、綺麗な自然をこの先もずっと残していけるようにしましょう。
国内旅行の観光スポット【 与論島 (鹿児島県) 】
続いてご紹介するのは、沖縄から北に約25kmの位置にある与論島です。ヨロンブルーと言われる与論島の海は「東シナ海の真珠」と謳われ、国内とは思えないほど綺麗な海を見ることができます。
そして、与論島で是非見て頂きたいのが「百合ヶ浜」です。一度は行ってみたい絶景スポットとして一躍有名になった百合ヶ浜。浜といっても普段は海面下にあって、引き潮で海面が下がったときだけ姿を現すので、いつでも見られるわけではありません。日によって現れる時間、位置や大きさが異なります。例年春から夏にかけての大潮の干潮の時間が出現する可能性が高いとされています。
ヨロン島観光ガイド内に出現予測スケジュールが紹介されているので、参考にするとよいでしょう。
島旅は、日常の何気ない時が、特別なものだと感じる事ができます。のんびり過ごすことの贅沢さ、大切さを教えてくれる島旅に出かけて、気持ちをリセットしてみるのも良いですね。
アクセス
百合ヶ浜は与論島自体の海岸線にはなく、沖合い1.5kmのところにあります。そのため、最寄の大金久海岸からグラスボートなどでの瀬渡しを利用しなければ行くことができません。大金久海岸にはいくつかグラスボートを運航しているサービスがありますのでそれらを利用しましょう。