生理中の旅行どうしてる?注意点や準備しておいた方が良いもの

旅行中の生理はとっても憂鬱

『楽しみにしていた旅行が生理と重なってしまった!』『予定より早まってしまって、旅行とかぶってしまった…』など、女性にとって生理問題は旅行を楽しめない悩みの種ではないでしょうか?ひどい生理痛になったらどうしよう…荷物が増えてしまう…など、憂鬱なことも増えてしまいますよね。

できることなら、生理中であっても旅行は楽しみたいものです。そんな憂鬱を少しでも軽減できる対策を、一緒に考えゆきましょう!

旅行前にできる生理対策①:生理痛に効くハーブやアロマを使う

婦人科に行くのは抵抗があるという方や、薬に頼るのはちょっと…という方の場合は、アロマやハーブがおすすめです♪ラベンダーやローズの香りは、女性のホルモンバランスを整える効果があるとされ、生理痛にもよいとされています。普段から嗅いでおくのもよいですし、小瓶につめて旅行のお供にするのも1つです。カモミールのハーブティーも生理痛を抑える効果があるので、普段の生活に取り入れてみましょう。

旅行前にできる生理対策②:生理痛によいツボを知る

生理痛によいツボが手にも足にも存在しています。心配な方は、何かあった時にすぐ対応できるように、しっかりと生理痛に効くツボを把握しておくとよいでしょう。旅行前に押す練習もしておくとなおよしです!

ツボは、連動する部位に直接働きかける信号を送ると、東洋医学上では言われています。旅行中に急に生理痛が悪化してしまった!なんて時の緊急対策にもなるので、知っておいて損はないはずです♪

EVE 生理痛を和らげるツボ

旅行前にできる生理対策③:婦人科に相談する

『旅行で温泉に入りたい!』『毎回生理痛が酷いので、旅行中だけでもなんとかしたい!』という方は、旅行予定日の1週間以上前であれば、ピルによって生理日を遅らせることも可能です。

ピルに良い印象がないという方も多いかもしれませんが、ピルには子宮体がんの予防効果もあり、海外では若いころからピルを使用するということも、普通に見られる光景なんですよ。

ピルという選択肢があるということも、頭の片隅においておきましょう。

旅行中の生理で注意しておきたいこと

『生理の不安や憂鬱なんて感じず、旅行を楽しめちゃった!』となるのは一番理想ではありますよね。しかし、普段から生理痛が酷い、経血の量が多いなどの不安を感じることが多い方は、油断してはいけません。生理で旅行を縛られるのは好ましくないかもしれませんが、最低限の注意はしておくようにしましょう。

ここでは旅行中の生理で気を付けておくべきポイントをいくつかご紹介してゆきますね。

生理中の旅行の注意点①:冷たい飲み物は避ける

生理痛の原因の1つが、身体の冷え。女性は特に冷え性の方が多いのですが、旅行中も身体を冷やす飲み物は避けるようにした方が安全です。特に見落としがちなのがコーヒー!コーヒーのカフェインは身体を冷やす作用があり、これはホットコーヒーだったらセーフというわけではありません。少量では問題ないと言われてはいるものの、個人差もあるので、できれば旅行中のコーヒーの摂取は避けた方がベター。

生理中の旅行の注意点②:しんどい時は無理は禁物!

せっかくの旅行中に、具合が悪いなんて伝えたら、周りに迷惑をかけてしまうかも…と考えてしまう気持ちはわかるのですが、しんどい時はしんどいとしっかり伝えるようにしましょう。くれぐれも無理して観光に参加するなどは、しないようにしてください。

ドライブなどで観光をしている場合であれば、車で休んでおくなどして、動き回らないようにしましょう。雰囲気を悪くしないように参加しないと…なんて考えるのはNGです。ストレスも生理痛の原因になってしまうのですから!

生理中の旅行の注意点③:エアコン(冷房)に注意!

旅行中の観光でたくさん動いて汗をかいたので、車の冷房を強めに…観光で立ち寄った施設の冷房がきつかった…なども、身体の温度を必要以上に下げてしまい、生理痛を悪化させる原因です。

冷房だけではなく、外で動いて熱くなって汗をかいたまましばらく過ごした…なんてことも、汗が身体を冷やしてしまいます。くれぐれも体温を下げてしまう・冷やしてしまうということは避けるようにしてください。

生理中の旅行の注意点④:お手洗いの有無に注意!

旅行先ではどこにお手洗いがあるのかもわからないので、少しハラハラしちゃいますよね。立ち寄る場所がわかっている場合は、お手洗いの有無を事前に確認しておくとよいでしょう。

その他、定期的にコンビニに立ち寄るなど、こまめに確認することをおすすめします。次寄ったところで…なんて思っていると、次がいつになるかわからなかったり、しばらくお手洗いにたどり着けなかったりということだってあり得ます。

旅行中の生理で準備しておいた方がよいもの

不安を軽減する事前準備や注意点についてわかったところで、次は準備しておいた方がよいものについてご説明します。コツはわかっていたとしても、いざ旅行中に生理痛でしんどくなって具合が悪くなったり、予想外に経血が多かったりした時の準備は、万全にしておくに越したことはありません。

『そんなにこれまで生理痛に悩んだことないし』という方でも、油断は禁物!備えあれば患いなしですよ♪

旅行中の生理で準備しておいた方がよいもの①:薬

あまり薬に頼りたくない…という方でも、お守り代わりにでもよいので、鎮痛薬は持参しておきましょう。旅行先ではどこにドラッグストアがあるかもわかりませんし、薬屋を探している間にも、生理痛は悪化しかねないですからね。普段から生理痛時に薬を服用している方は、自分に合う薬があるでしょうから、その薬を持って行くのを忘れないようにしてください。特に海外旅行の場合は、普段飲んでいるものの代替品を探すのも一苦労になるので、要注意です。

旅行中の生理で準備しておいた方がよいもの②:貼るカイロ

冬のみならず、持ち物に忍ばせておきたいのが貼るカイロです。これまでの説明にもあったとおり、冷えは生理痛を悪化させてしまう原因の1つです。できるだけ身体、特に下半身を冷やさないようにしておきたいものです。

しかしどうしても、風に当たったりして身体が冷えてしまったり、冷たいものを飲んだりすると、生理痛を悪化させてしまう原因になってしまいます。そんな時は腰や下腹部辺りにカイロを貼り、下半身を効率よく温めるようにすると良いでしょう。

旅行中の生理で準備しておいた方がよいもの③:多めの生理用品

コンビニや薬局がすぐに見つかりそうなスポットへの旅行であっても、少し荷物にはなってしまいますが、生理用品は多めに持参するに越したことはありません。『こんな時に限って、いつもより量が多い!』なんてこともあり得ることです。

薬と同様、海外旅行の場合は特に、どれがどんな製品かを把握するのも一苦労です。緊急事態にも柔軟に対応できるよう、普段使用する以上の多めの量を持参しておくと、安心にもつながりますよ。

旅行中の生理で準備しておいた方がよいもの④:コンパクトなブランケットやショール

荷物になっていまうかもと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、冷え予防・体温調整にも役に立つのがブランケットやショールです。身体が暑くて冷房を使用したいという時は、お腹や腰辺りにブランケットやショールを巻いておくだけでも、下半身の冷えは防げます。

観光時に風が急に強くなってきたなんて時にも、ショールを一枚かけるだけでもかなり冷えは防げるものです。具合が悪くなったという時にもブランケットがあれば、枕代わりにも使用できますよ。

万全な対策で思いっきり旅行を楽しもう!

そんなに億劫な準備というわけでもないもの、ちょっとした注意だけでも防げることはたくさんありましたよね!旅行と生理が重なるだけでも、少し憂鬱になってしまうこともあるかもしれませんが、せっかく楽しい旅行ですから、工夫をしてみるだけで、生理のつらさを軽減できることもあるんですよ。

本当にダメだという時は、無理をするのはおすすめしませんが、対策できることはしっかり準備して、思う存分旅行を楽しみましょうね♪