海外旅行に薬を持って行く際の注意点とオススメ常備薬

おすすめ常備薬④:酔い止め

海外旅行で、車や飛行機、船で長時間移動する予定があるならば、「酔い止め」も必要になります。普段乗り物酔いをしない方でも、旅行中に疲れが溜まっていると気分が悪くなることもあります。

旅行目的に作られた「トラベルミン」は、コンパクトで飲みやすいおすすめの酔い止め薬です。大量に持ち込む必要はありませんが、どのくらいの頻度で車や船、飛行機などの乗り物に長時間乗るかを考え、持ち込む量を決めましょう。少なくとも数錠は持参しておくことをおすすめします。

おすすめ常備薬⑤:皮膚薬

海外旅行には、虫刺されや蕁麻疹などに効く「皮膚薬」の持参もおすすめします。旅行中の虫刺されや蕁麻疹などで、気になってせっかくの旅行が台無しになってしまいます。特に自然環境豊かな場所へ行かれる場合は、皮膚薬の持参は必須です。

虫刺されや麻疹、切り傷、擦り傷をケアする抗生物質入りの軟膏が便利です。抗生物質入りの軟膏といえば、「ゲンタシン」が人気です。皮膚のあらゆる症状に効く、とっても頼りになる軟膏です。しかし、皮膚に塗布するものなどの、人により合う合わないがあるのが現状です。なので、使い慣れたものがある場合は、そちらを持参することをおすすめします。

無くしても大丈夫なように、薬は小分けにするのがオススメ

海外旅行で薬を持ち込む際には、失くしても大丈夫なように、「薬は小分けにする」ことをおすすめします。お金もそうですが、旅行中大切なものはリスクを分散するために、まとめて1か所にしまう、もしくは保管するのではなく、小分けにして数か所にしまっておくことが大切です。

もしも、処方薬がすべて入ったバッグを紛失したり、盗難されたりしてしまうと、それらを旅行中に再度入手するのは非常に難しくなります。また、持病をお持ちの方にとっては大問題です。あなたの身体への影響が心配で、旅行どころではなくなってしまいます。常備薬程度の薬ならまだしも、あなが毎日処方しなくてはいけない大事な薬は、ひとつのバッグにまとめて入れておくのではなく、小分けにしてホテルに置いておいたり、ポーチに入れたりと工夫しておくことが大切です。失くしても大丈夫なように、きちんとしたリスク管理を心がけましょう。

緊急時のためにしっかり準備をしましょう

今回は、海外旅行に薬を持って行く際の注意点とオススメ常備薬についてご紹介しました。海外への薬の持ち込みを心配される方も多いですが、「大量に持ち込まない」や「英文の薬剤証明書」を準備するなど、注意点を守れば問題ありません。

また、海外旅行中は、いつもあなたが過ごしている環境とは大きく異なるため、旅行で疲労が溜まっていくことに加え、体調を崩しやすい状況にあります。そのため、いざという時に今回おすすめした常備薬を持参して下さい。

緊急時のために、しっかり準備をして、海外旅行を思いっきり楽しみましょう♪