【海外旅行】ヨーロッパ旅行でおすすめの国・都市はどこ?費用は?

ヨーロッパにはどんな国が含まれている?

ヨーロッパの魅力は、ひとつの大陸でヨーロッパには、全べてで50カ国ある大規模な地域になっています。

あの有名なサグラダファミリアなどの世界遺産が多数あり、歴史建造物が数多く残されている国がたくさんあります。そして、国によって衣食住が様々でありながら、特徴のあるものや美しい景色に圧倒されることでしょう。ヨーロッパ旅行では、ヨーロッパならではの大自然に囲まれたり、観光都市を満喫したりと人それぞれの楽しみ方を選べるところも魅力的ですよね。

少し日本からは距離のある国々ですが、旅行にいくと本当に楽しめる観光スポットで価値のある場所ばかり!ヨーロッパの文化に触れることで、新しい体験や感性が磨かれることでしょう。美しい建造物が立ち並ぶヨーロッパは、どの角度から写真をとっても美しく綺麗な写真を撮ることができますよ♪

鉄道を使って数カ国を訪れるのもおすすめ

ヨーロッパに旅行に行くのなら、長期休暇をとって数カ国まとめて観光するのがおすすめ。ヨーロッパはひとつの大陸でつながっているので、日本よりも発展している鉄道を使って移動するのもオススメですよ。鉄道なら、旅行の費用を少し抑えられて、また列車のなかからみえる広い田舎の景色や町並みを堪能することや、食堂車で美味しい食事をとりながら移動することもできます。

鉄道を使うメリットをご紹介します♪

日本とヨーロッパ鉄道の違いとは

日本の鉄道とヨーロッパの鉄道には、違いが多くります。ここでは、鉄道に乗る際に知っておきたい最低限のことをまとめました。

大都市には複数のターミナルとなる鉄道駅がある

ロンドンやパリなど、ヨーロッパの大都市では1つの都市に複数のターミナル駅があり、行き先によって利用する駅が異なります。

日本とは違いターミナル駅間の移動は、地下鉄やバスになることが多いので、自分が乗る列車が、どのターミナル駅から出発するのかを確認することが大切です。

例えばパリの場合

  • パリ北駅:ロンドン行きのユーロスター、ブリュッセル、アムステルダム行きのタリス、リールなどフランス北部に向かうTGVや長距離列車
  • パリ東駅:スイス方面に向かうTGV国際線(リリア)、フランクフルトやカールスルーエなどドイツ方面に向かうTGVやICE、ベルリン、ミュンヘンに向かう夜行列車、フランス東部に向かうTGVや長距離列車
  • パリ・リヨン駅:イタリア方面に向かうTGV国際線(アルテシア)、リヨン、ニース、マルセイユなどフランス南東部に向かうTGV
  • パリ・オステルリッツ駅:フランス中部(クレルモンフェランなど)に向かう長距離列車、フランス国内主要都市に向かう夜行列車
  • パリ・モンパルナス駅:モン・サン・ミッシェルの玄関口となるレンヌなどフランス西部に向かうTGVや長距離列車。

他のターミナル駅として、パリ・サンラザール駅、パリ・ベルシー駅(イタリア方面に向かう国際夜行列車アルテシアの発着)があります。複雑ですね。

ヨーロッパの駅には改札が無い

イギリスやパリの主要ターミナル駅を除いて、ヨーロッパの鉄道駅には改札が無いことが多いです。地下鉄や近郊線などには、改札が設置されているが、旅行で使うような長距離列車のホームには、改札が無く、そのままプラットホームにたどり着くことができます。

ロンドンとパリを結ぶ国際列車ユーロスター、スペインの長距離列車などは、乗車前にチケットのチェックや荷物のセキュリティーチェックを行います。

正しいチケットを持つこと

改札が無いヨーロッパの鉄道は、チケットが無い状態でも列車に乗車できてしまうことが多いです。大半のヨーロッパの国では、チケットの車内精算や乗り越し精算という考え方はしていません。正しいチケットを持っていないと多額な罰金が科せられるます。

例えばイタリアのトレニタリア(fs)の場合は、正しいチケットを持っていない時点で、50ユーロの罰金が科せられます。鉄道を利用する場合は、正しくチケットを乗車前に持つことが大切です。

フランスやイタリアなどでは、現地で購入したチケットは刻印をする必要があります。

ヨーロッパの鉄道の発着ホームは固定されていない

ヨーロッパの鉄道は、列車のホームが固定されていません。日本の場合、XX方面は1番線、YY方面は2番線というように近郊列車、長距離列車問わず、発着ホームが固定されていますが、ヨーロッパの鉄道の場合は、一部の近郊列車を除いて、固定された発着ホームが少ないのです。

複数のプラットホームがあるターミナル駅は、時刻の改訂ごとに固定されていることはありますが、方面別で固定しているわけではなく、列車単位で決められることがあります。ただし、列車自体が遅延した場合や工事などで、急に変更されることがあるので、注意しましょう。

乗車時の注意とは

イギリスやアイルランドを除いて、プラットホームが低いのがヨーロッパの鉄道の特徴です。乗降口には3~4段のステップになっていることがあり、それを登って乗車します。そのためスーツケースや大きな荷物を持って乗車する場合は、先に荷物を車内に入れてから乗車するか、乗車口に列車の乗務員や駅員がいれば、手伝ってもらいましょう。

ホームと車両の乗降口に段差がある場合が多いです。(プラハ本駅)ヨーロッパの列車は、日本と違い乗降口は自動で乗降口の開閉は行わないことがほとんどです。レバー式の手動扉、ボタン式自動扉など様々なタイプがありますが、自分自身で扉を開けなければなりません。閉める場合は、自動で行われます。

イギリスなどの古い客車の場合は、オールド・スラム・ドアと呼ばれているものがあり、開閉レバー自体が車内にありません。車内から降りる場合は、乗降口の窓を開けて、外側にあるレバーを上げることによって、乗降口の扉が開きます。最近ではボタン式の自動扉が多くなってきましたが、一部のインターシティや夜行列車で見かけることがあるので、注意しましょう。

ヨーロッパ旅行に必要な平均費用

海外旅行の平均予算は15万円。日本旅行業協会の調査によると、海外旅行にかかる1人あたりの費用の全体平均は15万円ほどです。

全体の分布を見ると、10〜15万円未満が19%でトップ、次いで7〜10万円未満が18%、15万〜20万円未満が14%となっています。つまり、ほとんどの人は、海外旅行で10万円程度のお金を使っているようです。なお、この数字はお土産代などは含まれていないため、高額なお土産などを買うと額は増えてきます。

旅の予算は、行き先の国や旅のスタイルで費用が大きく変わってきます。韓国や台湾などは、距離が近く、日本よりも物価が若干安いため、もっと安い金額で旅行することができます。一方で、スウェーデンやフィンランドなどの北欧の国は日本よりはるかに物価が高いため、旅行の費用がかさみます。

また、旅行先で、ゲストハウスなど安宿に泊まるか、高級リゾートに泊まるかによっても、大きな差となってきます。

旅行の予算を計算する方法として、一つの式を紹介しましょう。

海外旅行の費用=(出発までの)準備費+航空券代+(1日の生活費×旅行日数)+予備費で見積もることができます。

調べてみるとやはり、平均予算は15万円程度になるようです。繁忙期にかぶってくるともっと値が上がってきますが、その場合はホテルや移動費用を抑えることで、観光をメインに楽しむことができるでしょう。時期などが検討し、ツアーに参加してヨーロッパを堪能するのもいいですし、自分たちで調べて計画するのも楽しみのひとつになりますね!

ヨーロッパ旅行でおすすめの国・都市

バイブリー(イギリス)

イングランド(イギリス)で一番美しい村とも言われているのが、バイブリーでしょう。丘陵地帯にあるコッツウォルズは、特別自然美観地域にも指定されている美しいエリアになっています。

その美しさを一目見にくる国内外からの観光客が絶えないようです。この素敵なイングランドの中でも一番有名で美しい村はBibury(バイブリー)であり、イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動、そして社会主義の先駆者であるウィリアム・モリスに「イングランドで一番美しい村」と言わしめたことでも有名になっています。

グリュイエール(スイス)

グリュイエールはスイス西部のドイツ語圏とフランス語圏の境にあるフリーブール州の小さな村になります。こんなに小さな村なのに、世界中から観光客が集まるような素敵な旧市街に足を運んでみませんか。なぜこんなにも小さな街が観光客であふれているのでしょうか。

その理由のひとつには、世界的にも美味しいと知られるチーズの原産地であることや、山に囲われ田園風景の広がるいかにもスイスな優しく逞しく、そして美しい景観が広がっているからでしょう。

グリュイエールの旧市街は、お城の立つちょっとした丘陵の上にあり、ヨーロッパならではの石畳で、旧市街をぐるりと囲う古い家屋、教会、その周りにはばかる山々が中世の風情をそのまま色濃く残しているため、どこか違う世界観に迷い込んだように感じることでしょう。

夏にはゼラニウムの花々が家屋の窓に飾られ、冬にはクリスマス装飾で華やかになるのが魅力のひとつでしょう。そして、都会の洗練された旧市街とは異なり、田舎町の素朴さがあるところなど、グリュイエールの町の魅力が満載です。

この旧市街の規模は、非常にコンパクトで1時間もあれば余裕で回れてしまいますが、その素晴らしいアルプスの田舎の雰囲気に包まれると、不思議と時間を忘れてのんびりと過ごしたくなることでしょう。

アルベロベッロ(イタリア)