目次
4日間でも十分に楽しめる海外旅行先がたくさんある!
4日間で楽しめる海外旅行先なんて、実際そんなにないでしょ?と思ってしまう方も多いかもしれませんが、実はちょっと考えてみるだけでも、意外とたくさんあるものなんです。移動だけで丸一日かかってしまう上に、時差が激しいヨーロッパやアメリカなどは少々厳しいかもしれませんが、数時間のフライトで行けるような場所、特にアジアであれば、少なくとも丸二日は確実に楽しめる計算になります。
今や週末にふらりと一人で訪れる人も多い韓国や台湾はもちろん、シンガポールやマレーシア、ベトナムやタイなど、時差も少なく、気軽に行ける旅行先は実はたくさんあるものです。ただし時間が限られている分、フライトの時間や移動手段など、上手に計画することが何よりも大切!
4日間の海外旅行を楽しむための上手な計画の立て方や、予算、そして実際にどんな旅行先があるのかを、順番にご紹介していきたいと思います。
4日間で海外旅行を楽しむ際の計画の立て方
実際に4日間で海外旅行に行くとしたら、まず何よりも大切なのが、フライトの時間。通常の海外旅行であれば、理想は午前中、でもそこまで早くない時間に空港に着いて、のんびり出発… あるいは夕方の便で出発して、現地時間の朝到着… が理想のスケジュールですが、4日間の弾丸旅行の場合、現地到着時間から、出発時間を逆算することが大事。
たとえばアジアであればフライトは数時間ですから、朝方出発して、現地には午後もしくは夕方に到着すれば、その日のディナーは現地で楽しむことができます。また、現地最終日の早朝に発って、その日の午後から頑張って会社に行くことだって、旅行先によっては可能ですよね。あるいはLCC利用の場合、思いきって早朝のフライトを利用すれば、早い時間に現地に到着できますから、ランチを楽しんだ後にショッピングに繰り出す!なんてこともできちゃいます。
少しでも現地での無駄な時間を節約したい!というのであれば、機内持ち込み荷物だけに絞るのも一つの方法。大きなスーツケースを持って電車に乗らなくて済むので、退社後そのまま空港に向かうことも可能になりますし、何よりも現地では、バゲッジクレームでの長い長い待ち時間をスキップして、いち早く空港を後にすることができます。
あるいは、旅行の後おみやげを詰めたその荷物を持って、そのまま会社に向かうことだって可能になります。4日間の海外旅行であれば、一週間などの長い旅行とは違って、荷物も少なく済ませることが可能ですから、ぜひ検討して頂きたいハックです。
また、行き当たりばったりの気まぐれ旅行は楽しいものですが、やはり4日間と時間が限られている場合であれば、ホテルの予約や回りたいスポットのロケーション、現地での交通手段などは、事前にきっちりとおさえておきたいものです。現地に着いてからホテルへの移動手段を考えたり、道に迷って無駄な時間を浪費してしまうことは避けたいですよね。弾丸旅行を楽しむためには、事前の入念なリサーチが必須です!
4日間の海外旅行の平均予算は?
4日間の海外旅行では、利便性にもこだわって
4日間の海外旅行、さて、ご予算はおいくらくらいになりそうでしょうか?もちろん行き先や人数、旅行のタイミングにもよりますが、やはり数万円が理想、という場合が多いのではないでしょうか?
海外は日本とは違い、泊まる人数によってホテルの料金が変わる仕組みが多いので、一般的なホテルの場合、一人旅よりはグループ旅行の方が、一人当たりの料金は割安になるケースが多いようです。もし一人旅をするなら、今話題のAirbnbやホステルなどを上手に利用するのもいいかもしれません。
もちろん、安全面を第一に優先することをお忘れなく。特に一人旅や女性同士の少人数旅行の場合は、ホテルのロケーションを十分に確認しましょう。夜になるとひとけがなかったり、怪しいお店が集まるなどの物騒なエリアにあるホテルは、どんなにおトクでも絶対に避けるべき。駅から近い、無料のシャトルバスが出ているなど、安全性が確認されたホテルに泊まるよう、心がけましょう。
そして、一人旅や少人数であったとしても、エクスペディアやトリップアドバイザーなどの旅行サイトで、航空券とホテルがセットになったプランを探してみると、案外、それぞれを別々に予約するよりも、グッとお得な料金で見つけることができるかもしれません。ぜひ一度、いくつかのサイトを覗いてみてください。
そして4日間の海外旅行で特にこだわりたいのが、現地での利便性です。時間にたっぷりと余裕のある長期旅行とは違って、現地でいかに効率よく移動できるかが、4日間の海外旅行を楽しむためには必須といえます。
いつ来るかわからないバスを待ったり、入場券を買うために、長い行列に並んだり… というのは、4日間の海外旅行では絶対に避けたいこと。他にも、慣れない旅先に迷子になって、ぐるぐると長時間歩き回る羽目になったり、観光スポットがどこだかわからずに無駄足を踏んだりというのも、時間の限られた弾丸旅行では避けなければならない事態です。
そのためには、まず事前のリサーチをしっかりと行うことが必要です。オンラインなどで事前購入できるチケットや、旅行代理店を通して予約ができるものはどんどん利用しましょう。観光スポットの休業日や、開放されている時間帯などもくまなくチェックするようにしましょう。
また、旅行に便利なアプリなどを事前にインストールしておくのも良いでしょう。
現地ツアーなどを利用するのも賢い方法
最近では添乗員さん付のパッケージツアーなどは流行らず、ホテルもフライトも個人でウェブサイトから予約するのが主流になっています。
多少手間がかかったり、現地で不便になったとしても、できるだけ予算を抑えて海外旅行を楽しみたいという場合には非常に有効な手段なのですが、4日間と限られた時間の中で効率よく旅行を楽しみたいと思ったときには、パッケージツアーや、現地ツアーを利用するのも賢い方法といえるでしょう。なぜなら、個人ではなかなか難しい現地での移動や、観光スポットへの入場など、パッケージツアーの方がサクサク効率よく進めることができるからです。
時間に余裕のある海外旅行の場合であれば、多少現地での移動にもたついたり、長い行列に並んでチケットを買ったりするのも苦にはならないものですが、4日間の弾丸旅行では、1分1秒でも惜しいものですよね。
慣れない海外旅行先で、1時間に1本しかない電車を待ったり、バスの乗り継ぎをしたりすることなく、ツアーバスで効率よく観光スポットを巡れるのは非常に大きなメリットです。また、ガイドさんの詳しい解説を聞きながら見学することで、旅行先への理解も深まることでしょう。
4日間で楽しめる海外旅行先特集
アジアはもちろん、4日間あれば意外な旅行先もOK!
ではここからは、実際に4日間で思いっきり楽しめる海外旅行先をご紹介していきたいと思います。4日間という時間の制約上、どうしても日本から行きやすいアジアが多くなりがちですが、それ以外にも、意外と短期間で楽しめる旅行先がありますので、そちらも合わせて参考にしてみてくださいね!
目からウロコの、「こんな所にも行けちゃうの?」と、びっくりするような国も、きっと多く見つかるはずです。
弾丸旅行の鉄板、韓国、台湾!
まずは短いお休みで行く海外旅行の定番といえば、もはやおなじみとなった韓国と台湾が挙げられます。いずれも日本から3~4時間と激近ですから、金曜日の夜に退社後、そのまま空港に向かって、月曜の朝にはまたさっそうと出社… なんて弾丸旅行が、今や珍しくないのがこの二ヶ国です。4日間ともなれば、むしろちょっと余裕があるかも?くらいの感覚かもしれませんね。
また、韓国と一言で言っても、最近ではソウルだけではなく釜山や済州島、韓国第三の都市、大邱(テグ)も大人気。台湾も同様に、リピーターの方を中心に、最近では台南や高雄なども人気。都会化著しい台北と違って、まだまだのんびりとした異国情緒が楽しめます。
皆さんご存知の通り、どちらの国も治安が良く、交通機関が発達している上に宵っ張りの国民気質ですから、到着時間が少し遅くても、夜中まで安心してグルメやショッピングを思いっきり楽しめちゃうのも、かなりポイントが高いですよね。
定番の香港も見どころがたくさん
香港もまた、定番中の定番の観光旅行先です。週末や祝日を利用して二泊三日で旅行する人は多いかもしれませんが、4日間あれば、もう少し余裕をもってのんびりと観光を楽しむことができますよ。
いつもは飲茶とショッピングだけで精いっぱいという人でも、たとえば香港ディズニーランドに足を伸ばしてみたり、香港海洋公園へ行ってみたりといった楽しみ方が可能となります。
また、香港といえばなんといってもグルメとショッピングが観光の目玉に挙げられますが、実は見学すべきお寺がたくさんあるのも特徴なのです。台湾やタイとはまた違った造りや色遣いのお寺をじっくり見て回るのも、素敵な香港観光の過ごし方といえるでしょう。熱心にお祈りを捧げる現地の人たちの姿を通して、香港の日常生活を垣間見られるかもしれませんよ。
タイ、ベトナムも人気の海外旅行先です
タイやベトナムも、最近特に人気の高い海外旅行先です。タイは日本から大体6~7時間、ベトナムはハノイ、ホーチミンいずれも約5時間前後といったところ。韓国や台湾よりは少し長めのフライトになりますが、午前中に日本を発てば、その日のディナーを現地で楽しむことは十分余裕でしょう。時差はいずれの国もたった2時間だけなので、海外旅行の大敵である時差ボケに苦しむ心配もありませんよね。
リピーターの多いタイは、バンコクだけではなくプーケットやサムイ島、チェンマイも最近とても人気です。お寺や水上マーケット、マッサージにグルメと、とても4日間では足りない!とうれしい悲鳴をあげてしまいそうなほど、見どころがたくさん。
ベトナムもまた、定番のハノイ、ホーチミンの他に、ホイアンやダナンも近年人気上昇中。観光スポットを巡るのか、グルメに徹するのか、はたまたエステやビーチでリラックスか。目的を明確にするだけではなく、どちらの国も見どころが多い分、出発前に目的地を絞り込んで、移動手段などのリサーチを事前にしっかりしておくことが、旅行を楽しむコツですね。
シンガポールも見逃せない観光スポットがたくさん
東京から約7時間半で行けるシンガポールも4日間の海外旅行先としておすすめの国です。フライトも東京からであれば、朝出発して夕方到着する便や、夜中に出発して朝に到着する便など選択肢がありますので、仕事の都合に合わせてスケジュールを決めることが可能です。
シンガポールは何よりも清潔で安全なので、海外旅行初心者さんにも非常におすすめの旅行先ですし、他のアジア諸国とは違い、英語が主要言語であるということも心強いポイントの一つといえるでしょう。
マーライオンやマリーナベイサンズなどの有名スポットの他にも、ナイトサファリやユニバーサルスタジオシンガポールなど、見逃せない観光スポットが目白押しです。グルメも、シンガポールチキンライスやチリクラブなどの他に、リトルインディアで本場仕込みのカレーを楽しんだりと、たった4日間ではカバーしきれないほどの楽しみがたくさん詰まっているのがシンガポールなのです。
時差の少ないオセアニアもおすすめ!
時差が少ないといえば、オセアニア地域も、4日間の海外旅行におすすめしたいエリアの一つです。フライト時間は大体8時間から10時間ほどと、どうしても長めにはなりますが、時差がほとんどないこと、そして何よりも、アジアとは違って「海外旅行に来た!」感が強いのが特におすすめポイントです。ビーチでのんびり、あるいはシュノーケリングを楽しんだりと、日常を忘れて美しい自然でリフレッシュできること間違いなしです。
一つだけ注意点があるとすれば、南半球にあるため季節が日本とは真逆ということ。うっかり真夏の服装で行ったら、現地は極寒だった… なんてことのないように気をつけたいもの。気温差で体調を崩すことのないよう、現地の気候をしっかりとリサーチしてから出発するように心がけましょう。
また、定番のオーストラリアやニュージーランドとは別に、ニューカレドニアやフィジーなども、決して見逃せないスポットです。
どちらの国も、なんだかとっても遠いイメージがありますが、なんとフィジーは今年の7月に直行便が再開されるということで、今、非常にホットな旅行先と言えるでしょう。更に、ニューカレドニアの首都、ヌメアは日本から直行便で約8時間半で行けてしまう上に、かつてのフランス領ということもあり、「プチ・フランス」とも呼ばれる可愛らしい街並みが特徴。真っ青な美しいビーチと共に、絶対に見逃せないポイントです。インスタにアップしたら「どこにいるの!?」と、友達からの声が殺到すること間違いなしです♪
できるだけ予算を抑えたいという場合であれば、オセアニア方面へはジェットスターやエアアジアなどのLCCも参入していますので、そちらをチェックすることもお忘れなく!