一人旅だからこそ訪れたいラオス・ビエンチャンの穴場10選

ラオス・ビエンチャン一人旅で訪れたい穴場⑩てっちゃんNet

てっちゃんは、ラオスの日本人社会における名物おじさんです。ラオスという混沌とした社会にしっかりと根を張って生きていて、やるべし!と思ったことは、どんどん行動して実現してきた人です。

てっちゃんは、世界各国で展開されている日本のODAの現場で長期にわたり技術者として働いた経験があります。ラオスでも、その経験を生かし、官僚や教育者とパートナーシップを組んで、日本語教育や障害者支援、最近では日本人向けのラオス語講座なども開講しています。私財を投げ売って支援活動に身を捧げている姿は、潔く、清々しさを感じます。

てっちゃんの活動の拠点は、ビエンチャンの官庁街の中心部、凱旋門(パトゥーサイ)のすぐ向かいのビエンチャンスクールの敷地内にあります。学校側から、おしゃれな2階建ての建物を無償で提供され、日本語学校を運営しています。ここを活動の拠点として、ラオス語・日本語辞書を発行したり、点字のシステムを開発してラオスの特別支援学校に寄贈したり、実に様々な取り組みを行っています。

こんなてっちゃんとラオス支援について、日本語教育について、人生について語ってみたい人は、訪ねてみましょう。きっと快く迎え入れてくれるはず。異国の地で、組織にも属していないのに、しっかりと自分の居場所を確保した、たくましい人。てっちゃんの言葉には嘘がなく、厳しいけれど、温かみを感じます。

てっちゃんの生き様について詳しく知りたい人は、下記のサイトを覗いてみてください。

てっちゃんねっと
facebook|Tetchan-Net Training Center (てっちゃんねっと・トレーニング・センター)

てっちゃんが開講しているらラオス語講座は、下記のサイトからアクセスできます。
てっちゃんのラオス語とんでもはっぷん

ラオス・ビエンチャン一人旅を楽しむために注意したいこと

大きな感動を与えてくれるラオスですが、こうした素晴らしさと表裏一体の関係である欠点として、交通の不便さが挙げられます。市内交通も都市間交通もまだまだ未発達で、お隣のタイのようにいつでもどこでも簡単に移動ができる段階には至っていません。

そんなラオスの一人旅を楽しく過ごすために特に気をつけたいことを3つあげるとすれば:

  1. 雨季の最盛期を避ける。8月半ばから9月半ばにかけては、雨季の最盛期です。終日雨が振り続く日もあり、あちこちの道路に水があふれ、川のようになります。
  2. 焦らない、慌てない、急がない。ラオスはインフラの未発達や不備のせいで、人の努力ではままならない事態がしばしば発生します。これも旅の醍醐味と受け入れることができれば、不便も一人旅の良い思い出に変わると思います。
  3. 怒らない。ラオスの人々はハプニングが起こっても鷹揚に構え、他人の失敗や間違を寛容に受け止めます。笑顔で許し合うのが当たり前のラオスで、怒りや苛立ちの感情をあらわにすると、人間性を疑われてしまうようです。

以上、私の数々の失敗経験から学んだ教訓を、シェアさせてもらいました。ぜひ、素晴らしいラオスの一人旅を、楽しんでくださいね。